ウルトラマンマックス レビュー

メビウスの前にやっていたシリーズ。2番目に新しいウルトラマンシリーズです。
レンタルで借りて6枚目（22話）まで見ました。
珍しいセブン系ウルトラマン（タロウ以来）で、個人的には好きです。主人公トウマ・カイトがTOKIOの国分君に見えて仕様が無いのは自分だけだろうか？（多分そうだろう）

特撮の女性レギュラーは微妙だな…といつも思うんだけど、ミズキ隊員役の長谷川瞳は可愛い。
響鬼の蒲生麻由もキレイだと思ったけど、同じくらいお気に入りです。ちょっと強気の姉御っぽいところもイイ。
カワイさはともかくエリー（満島ひかり）もキャラ的にいいと思います。
その分、隊長（宍戸開）や他の隊員の個性が若干弱いような気がします。毎週見ているメビウスの隊員達は個性がはっきりしてるから比べちゃうんだよなー。

で、マックス。面白いです！前作のネクサスが難しく子供に不評だったそうで、マックスは単純明快でわかりやすいです。
お馴染みの怪獣（エレキング、レッドキング、ピグモン、ゼットン、キングジョー、ゴモラ等）も出てくるし、過去シリーズのオマージュも随所に感じられます。（長官がハヤタ隊員、怪獣学者がフジ隊員だったりする）

第15話「第三番惑星の奇跡」でいつもと雰囲気の違う感動的な良作を見せておいて、次の第16話「わたしはだあれ?」でコメディ全開にするところなんか大好きです。
変身の仕方から必殺技の出し方、名前すら忘れるウルトラマンマックス。弱って頭を掻いたらマクシウムソード（セブンでいうアイスラッガー）が水中にポチャン、とかｗ
実相寺昭雄監督の第22話「胡蝶の夢」はウルトラマンシリーズというよりウルトラＱのような独特の話でした。
監督11名脚本18名で、各人がそれぞれのマックスを見せてくれるのも楽しいです。話や設定が繋がらないところもあるんですが、それよりも作品を楽しんで作っている感が伝わってきます。

飛行メカが好みじゃないのと（アルファGTベースの車はカッコイイ）、途中から追加された武器マックスギャラクシーが単に必殺光線撃つだけなのがちょっと残念。
ですが、ウルトラ作品としてはかなり楽しくて、子供と一緒に見ています。
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