最上の命医 7巻、月光条例 7巻

橋口たかしは「焼きたてじゃパン」の無茶苦茶なのも好きでしたが、今作は原作付で医療物です。
基本的に真面目な話でなかなか面白いです。ちょっとまとまりすぎてる感もありますが。


月光条例はサンデーの看板作家 藤田和日郎なので当然に面白いです。6巻の赤ずきんでは泣かせてくれましたが、7巻では男の生き様を熱く語ってます。
何もできず、誰の役にも立たない自分の人生を最低だというネロ(フランダースの犬)に対して
「泣きながら歯を食いしばって言え、「最低」じゃないって言い張れ!!」
「男は自分(てめえ)のモノサシを杖にして、泣きながら強くなってかなきゃなんねんだよ!!」
と叫ぶ月光がかっこいいです。
この人もサンデーを代表する「少年漫画家」だと思います。ジャンプだと「鳥山明」、マガジンだと「森川ジョージ」、「満田拓也」ですね。
(申し訳ないが、ワンピースやナルトの人は少年漫画家とは違うと思う。漫画の面白さとは別。)